当相談室で提供するサービスについて
カウンセリング・心理療法
現時点での困りごとや悩みについて、話すことを通して考えを整理することや対処について検討すること、気持ちの落としどころを見つけていく作業を行います。相談にいらっしゃる方の抱えている困りごとの内容や、カウンセリング・心理療法でどのように自分が変わって行きたいかという目標に応じて、週に1回、2週間に1回、月に1回等の頻度を決めて心の作業に取り組んで行きます。
ご相談内容によって、認知行動療法という心理療法を提案することもあれば、じっくりとお話を伺う心理療法を提案することもあります。相談者お一人お一人に対してオーダーメイドのカウンセリング・心理療法を提供して参ります。
日常生活や対人関係で感じている上手く行かない感覚は、最初から簡単に言葉にすることが難しいこともあるかもしれません。心理士と一緒にあなたのペースで言葉にすることや表現することからスタートして、徐々に自分について考えたり、どのように問題・課題に向き合っていったら良いかを見出していくことを目指します。
精神分析的心理療法
一般的にはカウンセリング・心理療法の一つの方法として「精神分析的心理療法」という方法が存在します。
当相談室で提供可能な専門性の高い心理療法として精神分析的心理療法をカウンセリング・心理療法と区別して掲示しております。
フロイトが創始した「精神分析」という治療方法は週4回ないしは5回の頻度で数年間治療者と患者が会い続けていくという非常に濃密な治療方法です。非常に専門性の高い心理療法で、この治療に取り組む場合は「精神分析家」という専門的なトレーニングを受けた専門家からサービスの提供を受けることをお勧めします。
それに対して、精神分析的心理療法とは週1回から2回の頻度で会い続けていく心理療法です。夢や連想を手掛かりに自身の内的な体験や無意識について言葉にして表現し、治療者は表現された無意識の内容について解釈を伝え、そこからまた連想を深め、普段は考えることの無かった自分についての理解に到達していくという取り組みです。
多くの場合、治療は年単位の取り組みとなりますが、自分のことや、生い立ちや家族を含んだ自分の歴史について思いを巡らせる体験になることもあれば、それまでとは異なる生き方や、それまでとは異なる自分を探索していく作業となることもあります。
このような専門性の高い心理療法を提供していくためには、治療を担当する心理士が専門的な訓練を受けていることが求められます。当相談室の心理士は精神分析的心理療法に関する専門的なトレーニングを積み重ねております。ご興味をお持ちの方はお問い合わせください。
相談室の特徴
- 完全予約制の心理相談室です
- 継続的に心理療法に取り組む場合、お約束した時間は相談者さまの時間として面接が終結するまで確保されます。
- 臨床心理士・公認心理師の有資格者が相談を担当します
- 経験豊富な心理療法の専門家が相談を担当いたします。
- 守秘義務・プライバシーを守ります
- 自傷他害等、相談者の不利益が予期される場合を除き、秘密保持に努めます。